風邪には冷蔵庫に1本 万能野菜の長ネギを!!
2017/06/29
薬味やなべものに幅広く使われる長ネギ!!
日本に伝えられたのは720年頃
中国では3000年も前から栽培されていたそうです。
旬は秋から冬
もくじ
各家庭に1本 万能薬用野菜
長ネギの効用
長ネギは昔から風邪に効くといわれていますよね。
他にもいろいろあるんです。
・風邪、頭痛、解熱、消化促進、下痢、不眠症、肩こり、打ち身、しもやけ、食欲増進、疲労回復など。
特有の刺激臭は「硫化アリル」(アリシン)いう成分で
これは白い部分(漢方では葱白「ソウハク」という)に含まれ
消化吸収を助けビタミンB!の利用効果を高めて消化吸収をよくし殺菌作用を促します。
焼き鳥にネギが挟まれている理由がわかりますね。
長ネギには気管支粘膜を軽く刺激し鼻づまり解消にも効果があります。
長ネギの栄養
栄養は
緑色の部分にビタミンA、ビタミンCが多く含まれています。
風邪のひきはじめにはねぎ湯
風邪ひいたかな・・・と思ったときはよく効きます!
(高熱のときはあまり効果がないので注意)
ねぎ湯の作り方
(長ネギ 味噌 熱湯)
①長ネギの白い部分1本を小口切り
②味噌を小さじ1弱を加えます。
③アツアツの熱湯を注ぎ よくかき混ぜます。
これを一日数回飲む
からだの中から温まり
発汗作用があり熱を下げます。
汗をかいたらこまめに着替えてゆっくり休めば風邪退治に効果的です。
風邪によるツーンとする頭痛のとき
悪寒はないけど なんだか頭痛がする・・っていうときは
長ネギで煎じた汁を飲むと解消されます。
長ネギの煎じ汁の作り方
(長ネギ しょうが1かけ 水500cc)
①長ネギの白い部分1本としょうが1かけを刻む
②水500ccに①を入れる。
③弱火で半量になるまで煎じます。
その汁を空腹時に3回くらいに分けて飲みます。
風邪によるのどの痛みに
軽いのどの痛みやせきには
長ネギ湿布を・・
長ネギ湿布の作り方
(長ネギとガーゼ又は手ぬぐい)
①長ネギの白い部分を5cmくらいに切り
さらに縦にふたつに割り これを10本くらい作ります。
②熱湯に①をつけてしんなりさせる。
または
②フライパンで①をじっくり焼く
長ネギが汗をかいてきたらOK
③ガーゼ又は手ぬぐいに長ネギをならべ
ヌルヌルしているほうを首にあてます。
これで喉の痛みにさようなら~
不眠症に臭気を利用する
長ネギの臭気には
神経を鎮め 眠気を誘う効力があります。
イライラしてどうしても眠れないときは
長ねぎを適当な大きさに切り ガーゼや手ぬぐいに包み
枕元に置きます。
下痢どめに
冷えからくる腹痛や下痢のときに
長ネギ入りおかゆでお腹をあたためましょう。
長ネギ入りおかゆの作り方
(長ネギ しょうが汁 おかゆ)
①長ネギの白い部分2本刻みます。
②しょうが汁と一緒におかゆに入れてひと煮立ちさせてから食べます。
長ネギの保存方法
長ネギを冷蔵庫に入れるときには
新聞紙を少し湿らせ
半分に切った長ネギを包み
さらにビニール袋に入れて収納すると2-3週間は保存できますよ。
冷凍庫に保存する場合は
小口切りにしたあとキッチンペーパーなどで
少し水分をとりジップロックなどの密封パックで保存すると2カ月保存可能です。
(特有のにおいは弱くなります)
最後に
いかがでしたか?
風邪のひきはじめに効果抜群です。
冷蔵庫には常備してるといいですね。